インターフェースとしてのWEBは、クラウド型またはブロックチェーンに存在するデータを見せるはたらきをする。
インタフェースがオープンソースならばデータがある限りアプリは実行される。
ただしそれはPublicなデータベースである必要がある。
Publicなデータベースとはブロックチェーンである。
通常私たちがアプリに触れるときそれはデータをサイバー空間に残している。
誰なのか。
それを特定するためにSinup・Loginからシステムは動く。
それら認証データからサイバー空間との触れ合いが始まる。
パスワードは保存される。
そこからすべてのデータが動く。
これはアプリがアクセス可能なことを意味する。
現代ではパスワードをハッシュ関数(一方向で不可逆)を用いユーザフレンドリなセキュリティを確立するアプリも少なくない。
ただしそれ以降のデータは私たちが意味を持つ形でデータベースに保存され改ざんの余地を残す。
詩(ここではランダムに羅列された17音の言葉のサラダ)の単一のデータはそれ以降のデータを残さない。
詩を生成し(Signup)し再び母体となったサイバー空間に戻る(Login)の循環のなかで自然言語の詩は現実空間でのみ意味をもつ。
秘密な状態であることは難しい。
秘密鍵がサイバー空間に存在するから。
そのため秘密鍵は現実世界にハードコーディングされる必要がある。
ブロックチェーンにはパスフレーズでの秘密鍵(wallet)の回帰が可能である。
現実世界にハードコーディングするために秘密鍵はその生成過程に自然言語での辞書をひく手続きをもつからである。
そのためユーザの記憶に依存しサイバー空間に存在しない鍵となる。
PublicなデータであるブロックチェーンのなかのPrivateな部分。
データを単一な詩に置き換えることでPrivateを実装することができた。
そこから詩は秘密から公開へと進む。
詩は秘密な状態
詩は公開された状態
秘密な状態とは先に述べた通り単一なデータとしての詩でログインすることである。
それらは匿名性を維持する。
クラウドデータベースを使用する場合には詩、著者あらゆるデータを付随することが可能である。
だがそれは第三者(データベース管理者)が編集可能であることを示す。
それは誰の詩なのか。
そう問われる。
Publicな状態とは個々の詩が著作者によって編集が可能である状態。
クラウドデータベース同様のように非公開操作にデータを直接操作することもできる。
ブロックチェーンに存在するデータは必然的に著作者のwalletを指し示す。
それは決して匿名とは言えない。
だからPublicな詩としてPrivateな詩から独立存在に変化することができる。
署名者となる著作者のデータとして存在する。
詩そのものが自然言語としての意味をもつバイト列のデータとしてブロックチェーン上に存在する。
それは詩の所有をあらわし間接的な所有をもたらす。
NFTは編集と所有を分離することができる。
その詩はあなたも著作権のまま詩を特定のだれかにむけ発信することができその詩はその受信者によって編集可能にすることもできる。
Publicなデータベースのありかたは上記のようにシステムにアフォーダンスし、詩という単一なデータは自律的な複製、匿名、公開、所有、といった複数の関係性をもつ。
このオープンソースのプロトコルは単一のデータとしての詩が秘密と公開という関係性として広がりそのデータの居場所としてのクラウド型データベース・ブロックチェーンに広がる。
広がった先にある詩はブロックチェーンの自律分散という性質を帯び個々のパワーとしてデータが発揮する。